お惣菜のまつおか

星川バイヤー：〈お惣菜のまつおか〉の創業は1987年ですが、冷凍惣菜を始められたのはここ数年の出来事ですよね。
福田さん：そうなんです、もっと皆様のお役に立ちたくて。店舗に来られない方や、来たことのない方にも“おふくろの味”をお届けしたいと冷凍惣菜を開発しました。
星川バイヤー：どれも一食分ずつ、個包装の食べ切りサイズですよね。まつおかさんのお客様を思う温かさが、そういった部分からも感じられます。一人でも、何人でも、必要な人数に合わせて用意できますし、ストックしても場所を取りません。温めるだけですぐに出せるので、「あと一品」というときにもありがたいです。どれもおいしいのですが、私が特に気に入っている冷凍惣菜は「じゃが芋と豚肉のうま煮」でして。
福田さん：私もよく購入するメニューです！「冷凍惣菜にしてほしい」とのお声を多くいただいた、店舗でも人気のひと品なんですよ。
星川バイヤー：豚肉はとろとろ、ほくほくのじゃがいもがまた良くって。こっくりと甘い味付けがクセになります。かなり店舗に近い味になっていますよね。
福田さん：冷凍惣菜を作るときに最も意識しているのは、作り立てに近い味わいをお届けすることです。スタッフ全員が味に納得するまで試行錯誤を重ねることも少なくありません。デイブレイク社の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を使い、出来立てのお惣菜を急速冷凍（※）することで、理想の味わいに近付くことができたと手ごたえを感じています。店舗のお惣菜は購入当日のみのお召し上がりとさせていただいておりますが、冷凍惣菜は日持ちするので、いつでもお楽しみいただけるのも魅力のひとつです。（※一部商品を除く）
星川バイヤー：“おふくろの味”を冷凍惣菜に閉じ込めるために、工夫を凝らしてきたんですね。私、まつおかさんの冷凍惣菜を試食したとき、一口目で「ローズキッチンのグルメなお客様に喜んでいただける！」と確信したんですよ。「鶏きも煮」もとてもおいしくて、落ち着いた味わいに心が和んで……なんだかおなかが空いてきました（笑）。

星川バイヤー：ところで、まつおかさんには250種類以上ものお惣菜のレシピがあるそうですね。
福田さん：はい、増え続けています。皆様にいつも楽しんでいただきたいので、店頭に並ぶメニューは日によるんです。年4回、季節惣菜の開発を行っていまして、社内プレゼンや試食会を行い、一度に10～15品程をレシピ化しています。
星川バイヤー：ということは、冷凍惣菜も…？
福田さん：もちろんです！まずは店頭に並んでいるメニューを冷凍惣菜として増やしていく予定です。主菜に副菜、どちらも多数ご用意していきたいですね。加えて、店頭での展開がないネット限定販売の冷凍惣菜を開発したいとも考えています。冷凍惣菜のラインナップを充実させることは、皆様の食事をより彩ることができるということ。幸せな食卓を作るお手伝いがしたいと常々思っているんです。おなかも気持ちも温かくなる“おふくろの味”を多くの方にお届けできるよう、これからも日々、商品開発に励みます。
星川バイヤー：店頭では展開していないメニュー…貴重な感じがしますね、楽しみにしています。「おいしい」ということは、「ほっとする」ということでもあるのではないでしょうか。子どもの頃から慣れ親しんできた“おふくろの味”は優しく、毎日食べても飽きが来ません。まつおかさんのお惣菜は、家族に食べてほしい味。だからこそ、ローズキッチンのお客様に〈お惣菜のまつおか〉のメニューをたくさんお届けしていきたいです。