• 炭焼きの合間に煮て食べた、冬の風物詩が発祥。
    素朴な郷土の味を職人の技で磨き上げた
    こんにゃく専門店。
  • 蔵王山の麓、かつて参勤交代の大名行列が通った羽州街道楢下宿は、良質の水に恵まれた山深い里。冬は雪に覆われる風土の中、多くの農民が楢の木で炭を焼き、生活の糧としていました。そんな農閑期、こんにゃく芋に楢炭の灰を入れ、アクをとったものを酒の肴として煮て食べていた習慣が、この地のこんにゃく造りの始まりといわれています。

    1959(昭和34)年創業の「丹野こんにゃく」は、店の地下から湧く名水を使い、多彩なこんにゃくを供する専門店。江戸時代、脇本陣を担った滝沢屋を大本家とする楢下宿代々の家柄です。こんにゃく芋の収穫まで3年、こねの技を体得するのに5年以上かかるといわれるこんにゃく造り。根気と体力がいる仕事とひたむきに向き合い、郷土の味を手作りしています。

  • 弾力があり、なめらか。
    醤油ダレの染みた山形名物。
  • 型で成形せず、丸めて作った玉こんにゃくは、?油だれで煮て食べる山形名物。職人が熟練の技でこねあげ、絶妙な口当たりに仕上げた人気の味をお届けします。特製醤油ダレでさっと煮ると、箸がとまらないひと品に。

  • 国内栽培のこんにゃく芋と蔵王の天然水。
    蔵王連峰に囲まれた土地の恵みが原料です。
  • 温度や水はけの管理など、栽培に手がかかるこんにゃく芋。自家栽培をはじめ、国産のこんにゃく芋を厳選。水は敷地に湧く、名水「益栄の水」を使用。カルシウム豊富なアルカリ性天然水が澄んだ味わいを醸し出します。

  • 「おいしいこんにゃくを作って、健康をお届けしたい」
    店主丹野益夫氏。
  • 食物繊維が豊富なアルカリ性の食品のこんにゃく。「こんにゃくは古来より健康に良いとされてきた食べ物です」と語る店主丹野益夫さん。「おいしい食べて、笑顔になっていただきたい。その思いでこんにゃく造りに精進していきます」。

※ご紹介は味百選の一例です。今後ラインナップを追加してまいります。
※催しの出店店舗・内容は各店毎に異なります。
※丹野こんにゃくの出店予定は各店ホームページをご覧ください。
※各店食料品フロアでのお取り扱いは各店毎に異なります。詳しくは各店までお問い合わせください。